クリエイター向け 請求書一式送付方法
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デザイナーと聞くと、「フリーランスデザイナー」を想起する方も多くいるかと思います。実際にフリーランスデザイナーとして成功している方も多くいらっしゃいます。かく言う筆者自身も、キャリアのスタートはフリーランスからでした。
しかし、主には次の理由から、とりわけ学生のみなさんへは「就職」をお勧めします。
フリーランスには確かに「自由」はありますが、次のようなデメリットがあるためです。
これらのことは、すでにフリーランスデザイナーとして活躍されている方にとってはさほど問題ではないことですが、スキルもまだ未熟なうちからいきなり「フリーランス」を目指すことは積極的にはおすすめできません。
新卒採用というシステムが残っているあいだは、できるだけ体力のある企業への入社を目指し、社会人としての「基礎」を教育される機会を受けるべきであろうと考えます。それらの「基礎」はHow to本等を読むことで得られるような簡便的なものではないためです。
メジャーアーティストやナショナルクライアントからの仕事を受託できる実力を持つ、「一見うまくいっているフリーランスクリエイター」であっても、お金のことや権利のことなどについては無知であるかあるいはクライアントに足元を見られる例が多くあります。こうしたシーンで役立つのが、先述した社会人としての基礎体力なのです。
重ねて、筆者自身が「フリーランスから」事業を始めていることから説得力に欠ける部分があるとはいえ、その選択は今思うと「かなりの無駄な時間と労力」を割いていたことを自覚しています。したがって、「まずは就職」を全てのクリエイターを目指す方々へすすめる次第です。